自社のビジネスモデルが陳腐化していないだろうか。
我が社は賃貸仲介業を主力事業として創業して、
そこから9年ほどそのモデルでやってきた。
これは多くの賃貸仲介業者にいえる事で、
営業マンの1日の働く時間の全てが、
新規客の集客のための活動と
接客対応と契約作業に使われている。
この仲介業のビジネスモデルは、
外部環境の変化によって変わっているにもかかわらず、
未だに多くの不動産屋が変えられていない。
我が社もそんな外部環境の変化に対応が遅れた事により、
手詰まりとなり倒産の危機に陥ったため、
既存の賃貸仲介業において、
既存のポータルサイトを変えるとか、
新しい広告の出し方や表現の仕方を変える事など、
賃貸仲介業としてのマーケティングはせず、
新たなビジネスモデルの構築に手をかけてきた。
1・主力事業の住宅管理業を手がかりにし、
2・不動産賃貸業
3・不動産買取再販事業
4・住宅宿泊運営代行業(民泊)
5・外国籍の寮運営代行
6・賃貸仲介業
7・売買仲介業
これらの事業は利益率の比重の差はあるが、
現状の主力事業とは別で、
新たな収益が得られる6つの事業を展開している。
また今後の事業としては、
8・住宅宿泊清掃請負業(民泊清掃専門)
9・遺品整理と残置物撤去業
10・アパート定期清掃業
これらを新規事業として加えて、
時代の要請に合った事業を行い、
新たに収益化していく予定だ。
今の事業と全く違った事業をやるのではなく、
自社の強みに加えて自社の主力事業と
親和性のあるものを事業化する事で、
多角化していけるものと考えている。
なぜそう思っているのかというと、
これは異業種の人たちとの対話の中からだったり、
その人たちの実践報告から学ぶことによって気づけるからだ。
私が7年前から始めた「わくわく系マーケティング実践会」
これからの時代にとても合っているので、
今の事業に伸び悩んでいる人は、
ぜひ入会をして一緒に学び、
この時代を愉しみながら商いをして欲しいと思う。